社会貢献

地域に根ざした企業として、
子供たちの健やかな成長に
貢献したい。

「会社(Company)は社会(Society)のために存在する」。それは私たち日東薬品工業ホールディングスの変わらぬポリシーです。その考え方のもと1947年に京都・向日市で創業して以来、“地域に根ざした企業”として向日市への支援を行っています。

向日市への支援

Hibワクチン接種の助成金

私たちの本社がある京都府向日市の子育て支援を目的に、2010年から毎年800万円の寄付を行っています。これは乳幼児の細菌性髄膜炎を引き起こす「ヘモフィルスインフルエンザ菌b型」(Hib)に感染することを防ぐための、ヒブワクチン接種の助成金として活用されています。Hibによる細菌性髄膜炎にかかると1カ月程度の入院と薬による治療が必要となりますが、治療を受けても約5%が死亡し、約25%に発育障害などの後遺症が残ってしまう怖い病気です。予防接種は生後6カ月から2歳の間に4回接種することがすすめられていますが、その費用が約3万円と高額であるためこのワクチンを助成金の対象として選びました。この寄付活動がきっかけで向日市では京都府内で初めてHibワクチンの助成金制度が開始されました。向日市の未来を担う子供たちの健やかな成長を願い、これからも子育て支援を続けます。

ブックスタート事業

私たちは向日市への寄付を通してHibワクチンの接種と同時に、ブックスタート事業も推進しています。ブックスタートとは1992年にイギリスではじまった、赤ちゃんと保護者が絵本を開いて楽しいひとときを分かち合う運動です。向日市でも2011年からブックスタート事業を開始しました。乳児後期診断で保険センターを訪れた親子に絵本の読み聞かせを行い、2冊の絵本や図書館情報が入った「ブックスタートパック」をプレゼント。私たちはこの事業の推進を通して親子と地域、子供たちと家族の結びつきを強めていきたいと考えています。

向日市へケヤキの木とベンチを寄贈、
本社北側遊歩道に設置

2018年7月に、本社北側の遊歩道が整備されました。遊歩道は向日市の公道ですが、市民の皆様の憩いの場となってほしいという思いから、ケヤキの木とベンチを日東薬品が寄贈しています。緑豊かな癒しの空間に生まれ変わった遊歩道のベンチで、皆様も一休みしてみてはいかがでしょうか。

京都生まれ、京都育ちの企業としても、さまざまな貢献を行っています。

京都大学基金
「iPS細胞研究基金」への寄付

2007 年、京都大学山中伸弥教授らは、人間の皮膚細胞から、さまざまな細胞を作り出すことのできる新しい幹細胞、人工多能性幹(iPS)細胞の作製に世界で初めて成功されました。当社は本研究がさらに発展し、世界中の人々の健康に貢献することを願い、「iPS 細胞研究基金」への寄付を2014年から毎年行っています。

認定特定非営利活動法人
芝生スクール京都への寄付

特定非営利活動法人芝生スクール京都(以下芝生スクール京都)は、京都経済同友会に加盟する企業が中心となり、2002年8月に設立されました。寄付金をもとに京都府内の小中学校の校庭に芝草を植える活動を続け、「緑」の教育改革と、環境改善に取り組んでいます。また近年では、商業施設の屋上の緑化にも注力しており、環境負荷の低減にもつながる活動を進めています。
日東薬品工業は、芝生スクール京都に対し、2009年から寄付を継続しています。

京都のレーシングチーム
「Team DreamDrive」へのサポート

2019年3月、日東薬品工業は、株式会社ドリームドライブ(Team DreamDrive)のモータースポーツ活動を支援・協力すべく、スポンサード契約を結びました。
Team DreamDriveは、京都市に拠点を置くレーシングチームで、2017年からスーパー耐久シリーズST-TCRクラスに参戦しています。2019年は、日本のみならず、アメリカやカナダのレースにも参戦。強豪がひしめく中、「若甦 -Jacko-」のロゴ入りのレーシングスーツとマシンで、世界を駆け抜けています。
チーム結成3年目を迎えた2019年、ピレリスーパー耐久シリーズ 第3戦 富士SUPER TEC24時間レース(5月31日~6月2日)では、ST-TCRクラスで見事初優勝を飾られました。
Team DreamDriveが今後も活躍されるよう、日東薬品工業はこれからも応援していきます。

全国車いす駅伝競走大会への協賛

全国車いす駅伝競走大会は障害者の社会参加と障害者スポーツの振興を図り、社会における障害者への理解と認識を深めることを目的に、毎年京都で開催されています。私たちはこの大会に2009年より協賛しており、NOSTERの乳酸菌が入ったゼリー状のオリジナル飲料「らぶれぎゅっ!」を約2000個提供しています。2014年には大会実行委員会より協賛に対して表彰を受けました。

青蓮院門跡への支援

京都の東山にある青蓮院門跡は天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡のひとつであり、現在は天台宗の京都五箇室門跡のひとつにも数えられます。さまざまな問題を抱える人々の心の支えとなるために、仏教にわかりやすく触れる場をつくり、救いや心の安らぎを得る機会をひらく活動を行っています。そしてその活動の一環として法話や座禅止観の道場にもなる青不動の大護摩堂を、東山山頂の将軍塚に建立する計画をすすめています。私たちはこの活動を支援し、2012年に寄付を行いました。